日本、中国、アメリカとグローバルに事業を樹立
 株式会社ネクストソリューソンズの代表取締役社長 久保氏は、1995年、高校3年生の時に創業し、2000年に自身の100%出資により同社を設立した。設立1年後に上海に、2年後にはロサンゼルスに子会社を設立し、2007年現在は国内3ヶ所(東京・大阪・神奈川)、中国に2ヶ所(上海・瀋陽)そして、アメリカに2ヶ所(ニューヨーク・ロサンゼルス)の拠点を持ちグローバルに事業の場を拡げている。
同社はwebサイトの受託構築事業、eコマース事業、そして自社でシステムを構築しているアフィリエイト事業の3事業を、年商50億円以上規模の企業をターゲットに展開している。そのため、同社の主要取引先はマイクロソフト株式会社やコスモ石油株式会社、日本政策投資銀行など大手企業で占められている。
現状webサイトの受託構築事業が売上の5割を占め、次にeコマース事業、アフィリエイト事業と続くが、今後は特にeコマース事業に力をいれる。 同社のeコマース事業の特徴はシステム構築に限らず,eコマースで発生する商材の撮影と加工、データ登録、在庫管理、受発注業務、顧客対応、MD、マーケティングと事業コンサルティングを含む全てのサービスを網羅する、現状競合はいないという。そして、このトータルサービスが強みとなり、2006年度では新規案件で13サイトを受託するなど、着実に実績を伸ばしている。
それぞれの国でビジネス基盤を持つ
 代表取締役 久保 氏同社は各国でそれぞれのビジネス基盤を築くことを前提に子会社を設立してきた。例えば、アメリカではニューヨークを本社に、ロサンゼルスを流通拠点として現地の企業を対象にビジネスを展開している。アメリカでの最近の事例では、アメリカンカジュアルの最高峰セレクトショップとしてニューヨーカーに絶大な人気を誇るUrbanOutfitters社と同社が独占契約を結び日本で始めての公式webショップをスタートさせた。アメリカ国内で実績のあるUrbanOutfitters社との独占契約は、「eコマースはサイトがどれだけの収益を出すか、サイトの収益性が最重要課題です。当社はそのノウハウを持っています」という久保氏の言葉を裏付けている。
2007年現在、中国支社はシステム開発をメインに担当し、アフィリエイト事業の展開を始めている。今後はeコマース事業の展開も視野にいれ基盤を固めている。アメリカも中国も基本的には現地採用だというが、希望があれば日本で採用された社員が海外子会社・支社に移籍することも可能だ。また、日本社員もプロジェクトマネジャー等の特定の職種では出張が多い。社員旅行も全社合同で行うため、海外を計画しており何かと海外に行く機会がある。 「社長以外は英語か北京語を話せるんです」と久保氏は笑う。海外子会社・支社と連携して取り組む案件も多くあり、語学力を活かせる環境があるが、採用時に語学力が必須ということではないという。
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